■ Introduction

【スタッフサックに求めるもの】
スタッフサックには多様な素材が使用されていますが、その中でも特に一般的なのがシルナイロン製のものです。シルナイロンは軽量であり、入手しやすいことから広く使われていますが、滑りやすく、バックパックの中で意図しない場所に移動してしまうことが多いのです。しっかりとパッキングしても、気がつけば荷物の配置が変わってしまい、目的のものをすぐに取り出せないことがしばしばありました。特に傾斜地で休憩する際には、スタッフサック自体が転がってしまうこともありました。このような経験を重ねるうちに、次第にシルナイロン製のアイテムを使う機会が減っていきました。

【Dyneema® Composite Fabricという選択肢】
そんな中で出会ったのは、Dyneema® Composite Fabric製のスタッフサックです。その使い心地は予想以上に素晴らしいものでした。まず、シルナイロンと比べて滑りにくく、パッキング時の安定感が増すのが大きなポイントです。バックパックの中での位置がずれにくいため、荷物の整理が非常に楽になりました。さらに、驚くほどの強度と耐久性を持ちながらも軽量で、長く使えるのも大きな魅力です。
【スタッフサックは枕にもなる】
エアピローのプリプリとした感触があまり得意ではなく、寝るときにはスタッフサックを枕代わりに使う方も多いかと思います。しかし、シルナイロン製のスタッフサックは寝返りを打つたびに滑ってしまい、気がつくと枕がどこかに行ってしまうこともあります。それに対して、Dyneema® Composite Fabric製のスタッフサックは滑りにくいため、そのようなストレスがありません。特に、衣類などの柔らかいものを収納し、ファスナー面を下にして使用すると、より快適に眠ることができます。
【素材が育つ楽しみ】
このスタッフサックに使用されているDyneema® CT5K.18/wov.32cという素材は、使い込むほどにその表情が変わるのが特徴です。初めはパリッとした質感ですが、時間が経つにつれてシワが増え、全体的に柔らかくなっていきます。また、若干の縮みが生じることで、ファスナー部分に波打つような風合いが生まれ、マチの折り目が取れて角が丸みを帯びていきます。このエイジングによる変化は、単なる道具を超えて「自分だけのギア」へと育てていく感覚をもたらします。もちろん、変化した後も十分な強度を保ち、むしろ馴染みが増すことで、より使いやすくなるのも大きな魅力です。
長く使い続けることで、手に馴染み、表情が豊かになっていきます。実用性だけでなく、愛着の湧く道具として育っていく楽しさも、このスタッフサックの大きな魅力だと感じています。
【Material】

素材には「Dyneema® CT5K.18/wov.32c」を使用しています。
この素材は表面50デニールのポリエステルを使用した織布+中間層0°/90° UHMWPE(※1)ファイバー+裏面ポリエステルフィルムにて構成されています。軽量でありながら耐久性、防水性(耐水圧20,000mm以上)に大変優れた素材です。ポリエステル織布とのハイブリッドラミネートにより、引き裂き強度や突き刺し強度にも優れ腰のある素材となっています。
(※1)UHMWPEとは、Ultra High Molecular Weight Polyethyleneの略称で、超高分子量ポリエチレンを示します。超高分子量ポリエチレンは、平均分子量が100万以上で、滑り性、耐摩耗性に優れ、高強度を有するエンプラに分類されるポリエチレンのことです。


使い始めはとても張りの有る生地ですが使っていくうちに折り皺が付きしなやかになっていくのも特徴です。(素材の特性上、ご購入時から折り皺が入っております)

ファスナー元にはブランドロゴがプリントされたナイロン性のテープハンドルが施されています。

ファスナーはYKK AquaGuard®を採用しています。ファスナー面面にポリウレタンラミネートが施されてあり止水性に優れたファスナーとなっております。
非常に水が入りにくい設計となっておりますが完全防水ではありません。どうしても水に濡らしたくない道具はジップロックなどをインナーバッグとして使用してください。
【収納例】
Case Mはオーバーナイトハイキングの時に持って行くクッカーセットがジャストでパッキング出来る大きさで作製しました。

・humangear - GoBites Click Spoon
・humangear - GoBites Click Fork
・Wildo - fold a cup
・Trangia - MINI SET
・Bic - mini lighter
・MSR - Pocket Rocket 2
・MSR - Iso Pro 110
・RIDGE MOUNTAIN GEAR - YUNOMI CUP
・Small Twist - Farm-fresh
・Mountain Laurel Designs - Titanium Mug 475ml
上記アイテムが全て収納出来ます。
Case Lは主にクロージング類を収納する大きさにデザインしました。

・RIDGE MOUNTAIN GEAR - Basic Long Sleeve Shirt
・RIDGE MOUNTAIN GEAR - Merino Basic Tee Long Sleeve × 2
・RIDGE MOUNTAIN GEAR - Basic Hike Pants
・POINT6 - Hiking Essential Medium Crew
上記アイテムが全て収納出来ます。
未収納時

収納時

【Spec】
素材:Dyneema® CT5K.18/wov.32c
表面:50デニールのポリエステル(ポリエステル73%、ポリエチレン27%)
中間層:ポリエチレン繊維(UHMWPEファイバー)
裏面:ポリエステルフィルム
生産国:日本
生産者:茨城県神栖市 有限会社内野
Mサイズ

Lサイズ

| サイズ | 縦 | 横 | マチ(側面) | 容量 | 重量 |
|---|---|---|---|---|---|
| M | 32.5cm | 13.5cm | 11cm | 約5ℓ | 約28g |
| L | 36.5cm | 15cm | 13cm | 約9ℓ | 約34g |
※製品の上がりサイズは±5mm程誤差がある場合がございます。予めご了承くださいませ。




【使用過程での縮みについて】
ダイニーマ® コンポジット ファブリック(DCF)は、使用環境や条件によってわずかな縮みが発生することがあります。特に高温や高湿度の状況下での使用や保管により、数パーセント程度の縮みが報告されています。具体的な縮み率は使用状況や環境条件によって異なりますが、一般的には1~3%程度とされています。
縮みの原因
熱収縮性:ダイニーマ®(UHMWPE)は、熱に弱い特性を持ち、約60℃以上の温度で徐々に収縮が始まります。そのため、直射日光の下に長時間放置したり、熱にさらされる状況では収縮や変形が起こりやすくなります。
内部テンション:ダイニーマ® コンポジット ファブリックは、複数の層をラミネートしているため、経年劣化や使用時のストレスで内部のテンションが変化し、生地全体が縮むことがあります。
水分と湿気:DCF自体は撥水性が高く水を吸収しませんが、長時間の湿気や雨天時の使用の後、乾燥時にわずかな縮みが発生することがあります。これは、生地が内部のテンションを再調整するために起こる現象です。
縮みを防ぐための対策
高温にさらさない:直射日光の下や、車内などの高温になる場所にはできるだけ置かないようにしましょう。
正しい収納方法:使用後はしっかり乾燥させてから、適度に折りたたんで保管するのが理想的です。無理に圧縮して収納すると、内部のテンションがかかり縮みやすくなります。
使用後のケア:濡れた状態で長時間放置すると縮みや劣化の原因となるため、濡れた場合は早めに乾かしてください。
【Attention】
使用生地、ファスナー共に防水の素材を使用しておりますが縫い目の目止め処理は行なっておりませんので完全防水製品ではございません。
表面が汚れましたら濡れた布巾などで拭いてケアをしてください。
Review
User Photo
# hinatastore
User Movie
# hinatastore






















